松林兄弟と新兄ちゃん

7月22日はニコ生初・全国高等学校かるた選手権の放送日!


マンガでしか知らない高校団体戦はわたしにとって想像の世界だった。
その高校選手権がニコ生で見られるなんて、幸せなことこの上ない…!
この日は時間の許す限り、がっつりパソコンにかぶりつくつもりだ。
ニコ生さん本当にありがとう。
高校生カルターの皆さん頑張れー!





わたしが初めてBELOVEでちはやふるを読んだのが、30巻の高校選手権。
そこに出てきた少年たちに思わず釘付けになってしまった。

新?太一?いやいや、わたしが反応したのは「松林兄弟」である。


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このシーンで落ちた…ナニコレかわゆすぎる…(〃艸〃)
やんちゃで素直で誰にでも屈託のない笑顔を見せるこの二人が好きすぎてたまらない。
いつも冷静な新がこの兄弟にあたふた振り回される姿も、またいいものだ。

最近では詩暢ちゃんにもこころちゃんが引っ付いている。
こころちゃんのお陰で、詩暢ちゃんの違う一面を見ることが出来る。
キャラの気持ちを代弁するというメタ的役割もある。
感情を抑え気味なカリスマ性のある人物には、マスコットキャラがよく似合う。

そんなマスコット的存在の兄弟の代表シーン(?)と言えば、何といっても26巻の「新のお背中プレイ」。


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このシーン、とてもいい…
いやいやいや変な意味ではなくて(笑)。
今回は舜が「お背中プレイ」に至った経緯を 真 面 目 に考察しようと思う。
(全くどうでもいい考察なので、興味ない方は読み飛ばしてください。)


舜と滉



松林舜(4月生まれ)と松林滉(3月生まれ)は同じ学年で、新とは2学年年下になる。
兄弟が小学生からカルタを始めたとすると、チビ新とは2、3年だけ重なっていたことになる。
新と一緒になれたのはたったの数年。
そんな短い期間だったにもかかわらず、新のことを「綿谷君」でも「新くん」でもなく「新兄ちゃん」と親しげに呼ぶ二人。
人懐っこいフレンドリーな性分を伺い知ることが出来る。
(でももしかすると近所の馴染みかもしれないので、この辺りは保留。)

この二人の実力は相当なもので、高校一年の時点ですでに新に「A級レベル」と言われるほどである。(27巻143首)
ところが新が南雲会に復帰した当時、二人の姿は見えなかった。
「新の練習相手が足りない」と栗山先生が嘆き、C級の大輔くんが新の練習相手の犠牲になっている。(8巻44首)

この時点で松林兄弟は中学2年生。
31巻ではバスケ部らしい様子が描かれている。
特に舜は「なんでもよくできて、女子にモテた」(31巻162首)となっているので、2年生ですでにレギュラーだった可能性が高い。
だとすると、練習や試合でかなり忙しかったと思う。
南雲会にもあまり来ることが出来なかっただろう。
(逆にそれでカルタが強いのだから大したものだ。)

転機が訪れるのは中三の冬。
福井の入試は1月から私立の願書受付が始まるため、高校の最終志望調査は12月である。

ちょうどこの時期に当たるのが、新の「東西戦出場」。
男子では史上最年少での西日本代表だ(21巻112首肉まんくんのセリフ)。

マンガでは描かれていないが、恐らく地元カルタ王国福井では大騒ぎだ。
高校生で名人候補!と新聞テレビで特集され、新はちょっとした時の人。
松林兄弟もまた、きっとそれを目にしていただろう。
しかも新の高校は、自分たちの目指す第一志望の進学校だ。

カルタも強くて、頭もいい。
知らんかったー、新兄ちゃんってもしかしてすごい人!?すげーすげー!
カルタの兄ちゃん」が、「憧れのカルタの兄ちゃん」に変わった瞬間だと思う。

東西戦で負けた新は、南雲会でも相当落ち込んでいたと思う。
あれだけの全力を振り絞ったのだから、しばらくは調子も上がらなかっただろう。
兄弟は受験で南雲会に顔を出さなくても、それなりの噂は耳にしていたと思う。

「オレらも新兄ちゃんのために何かできんけ?」という兄弟たちの想いはあったのではなかろうか。
大好きな新兄ちゃんに元気を出してもらいたい。
高校ではバスケ部に入らず、自分たちでカルタ部を作ろうという気持ちになったのは、自然な流れだろう。

チームを作るためには一人では無理だ。
必ず二人で合格する必要がある。
目指すは県内有数の進学校。兄弟の一致団結、協力体制は相当なものだったと思う。

「新兄ちゃん おれと滉 藤岡東に受かったんやで
後輩やで 一緒に作ろっさ かるた部」

26巻でのこの言葉の裏には、新を喜ばせたいという思いと同時に「新兄ちゃんのために二人で頑張ったんやで」という照れも感じる。
特に舜はプライドあるタイプ。
恥ずかしくて顔を見られたくなかったのだろう。とっさに新の背中に隠れて顔を隠してしまった、というわけだ。

「お背中プレイ」は舜のかわいい照れ隠し。
松林兄弟二人の純粋な思いが現れた素敵なシーンだと思っている。

決して作者が新のお背中を描きたかったとか読者サービスとか、そんなやましい理由ではないはずだ…。いや知らんけど…!

新が卒業すると恐らくこの二人が部のメインになる。
成長した二人の作る「藤岡東かるた部」がどうなっていくのか、想像するだけでもとても楽しいものだ。

posted by とかさま at 00:00考察

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