ちはやふる中学生編3首感想---太一の努力

BE・LOVE2017年24号掲載


第3首は太一が中学に入学してからのお話。


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太一の心情を丁寧に描いてくれていてとても面白かった。
一番のツボは、相変わらず人の悩みを全く聞かないかるたバカの千早と、それに頭を抱える太一かな。あーあるあるって(笑)
原田先生の髪クシャもよかったな~本編190首を考えると特に…何だかんだ言っても、やっぱり可愛い愛弟子なんだなってジンとくる。

そしてライバル平井くんの登場!期待以上のポヤポヤっぷり!(笑)
この平井くんが、太一の中学生時代に大きな影響を及ぼすことになる。


新たな壁



平井くんは「一位になりたい」と努力する太一に立ちはだかる新たな壁であった。
カルタだけでなく勉強やサッカーまで自分を否定され、母親にも失望され、太一は八方塞がりの状態になってしまう。
追い詰められ不安に陥る太一だったが、これは平井くんというより別のものに原因がある。


太一の欠点



前回の考察の最後で指摘した通り、太一と母親には共依存の関係性がある。
共依存とは自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている状態のことをいう。
母親は太一の行動や感情をコントロールして自身の満足感を得ようとし、自己評価の低い太一は「自分が我慢し頑張って親に喜んでもらうこと」で自分の価値を高めようとする。
サッカーの選抜を受けろと言われてホッとしたのは、サッカーを続けることができる嬉しさだけではなく、母親にサッカーの素質を褒められた安堵感でもあった。

一位になるという努力の最終目標が「母親に認められること」という非常に曖昧なものになっている。これが努力の実らない大きな原因だと思う。


太一の長所



やれることは全部やりたいんだ 俺ならできる よゆーで

太一には誰にも負けたくないという一生懸命さ、集中力がある。
これは太一を強くしている彼の最大の武器であり、平井くんよりも上回る能力だと思う。
しかし残念なのは彼の目標が曖昧なため、努力しているつもりが全く目標に向かっていないような錯覚に陥ってしまう。
やみくもな努力では、いくら一生懸命にしようとも成果は得られることが出来ない。
太一の長所を活かすには、自分が一番今何をしたいのかをはっきり認識し、そこにたどり着くまでの意識や行動を集中させプロセスを明確にする必要がある。


太一の目標



まず太一は「自分のため」の明確な目標を持つことが重要。
目標がはっきりしないと努力すること自体が目的となってしまい、それに結果が伴わないと努力を維持する力を失ってしまう。
努力はその目標にたどり着くまでの単なる手段にすぎない。
そこが分からない限り、壁にぶつかって他人を妬んだり、やる気を失ったり、努力が報われないと嘆いたりする状態は延々と続いていく。

これは本編での太一にも当てはまることでもある。


平井くんの存在により、太一は勉強やサッカー、カルタなどが自分にとって何であるのかを改めて見つめなおすことになる。
それは太一にとっての小さくても確かな成長の証となっていくのである。





あわらイベント情報のお知らせ



あわらと新のいるところに 行きたい 行きたい…
うん では参加しよう
私の前に立ちはだかるのか こんな素敵なイベントが…!



来年2月25日、福井県あわら市グランディア芳泉にて声優イベントが開催されます。
今回は13時からと16時からの2回公演。
出演は細谷 佳正さん・代永 翼さん・瀬戸 麻沙美さん・潘 めぐみさん・安済 知佳さんそれに主題歌を歌う99RadioService。

わたしも参加できればいいなあと思っています。でもチケット入手できるかがちょっと心配。
回数が減った分去年よりチケット取りにくいかも?
チケット付きの宿泊券はすでに販売されています。
イベントの後は冬の越前ガニ食べて、温泉でのんびりされてはいかがでしょうか。
みなさまも是非どうぞ!

それから一言お詫びです。


先日あわらで新のお誕生日オフ会をされていたそうで、ツイッターをしていないわたしのためにH様がわざわざコメント欄から連絡してくださいました。
連絡が届いたのが11月24日。それに気が付いたのが12月3日。そしてオフ会は前日の2日…
ああーーーΣ( ̄□ ̄|||)!?と思わず声を出しそうになりました。
師走になって今年一番のボケ作ぶりを発揮してしまった…


ブログのコメント用メールを全くチェックしていなかったわたしの責任です。
机の角に頭をぶつけて深くお詫びいたします。H様本当に申し訳ありませんでしたm(_ _ ;)m


遅くなったけど、12月1日は新の誕生日でした。新くんお誕生日おめでとう!
本編での18歳は映画の後くらいかな。
新にとって良い18歳を迎えられるよう心から願っています。


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