「ちはやふるの世界~末次由紀 初原画展~」レポ(1)の続きです。

百首のネームノート。なんで「ももしきや」が書かれているのと思ったら、第百首の歌なんですね。なるほど。

ネームと生原稿。この違いを見比べるのも面白かった。


ネームにはないセリフがポッと増やされていたり(ここでは太一のセリフが追加)


コマや人物配置がバランスをとって変えられたりしている。専門的なことは分からないけれど、素人が読んでいてもストレスを感じさせない流れのつくりというか、このセンスが末次先生は抜群にうまいと思う。

アトリエとお芋用の塩(笑)

フォトショット。おひとり様なので写真だけ~

先生へのプレゼントの数々。Sさん手作りのお人形に遭遇。カワイイ(〃艸〃)

先生がツイッターで手元になくて困るとおっしゃっていた大石天狗堂のカルタ。

貴重な初期の作品も!続きを読みたい!最初は由紀じゃなくて「由記」なんですね。知らなかった。15歳でプロデビューって凄すぎます。

メッセージもたくさん。わたしも思いを託してきました。
というわけで写真総数130枚(!)きっちり楽しんできました。
他にも制作過程のビデオがあったり10周年記念トリビュートの生原稿もあったり、本当に見ごたえあった原画展でした。
2時間どっぷりと先生の作品に漬かってきました。しかも3回も行っちゃった。ああ幸せ…もうここに住んでもいい(笑)
おまけ・サイン会
土曜日は運よく当たったサイン会にも参加しました。
サインの順番を待っている間隣の方とも少しお話ししました。10くらいお歳が上の女性の方でした。娘さんのためにと思いきや、お母様ご本人がファンなのだとか。嬉しそうにちはやふるを語られるその方も優しい雰囲気でして、先生の作品はそういう人をたくさん呼び寄せる力があるのだなあと思ったりもしました。
末次先生は評判通りもの凄く綺麗で美しい方で、それにいい香りがしました。出会った瞬間に緊張と嬉しさが爆発してしまい、「ブログで応援してます」なんて恐れ多くてとても言えなくて、涙と鼻水を垂らし鯉のように口をパクパクさせているばかりで…何も言えずただひたすらえぐえぐ泣いてしまっているものだから、先生もどうしたらいいのか困ってしまったと思います。散々考えてきた先生への応援メッセージも全く伝えることができず、お見苦しい姿を見せてしまって大変申し訳ありませんでした。
先生「これくらい嬉しいなんて、随分と長い間ファンなんですね、ありがとうございます」
わたし「うっうっ(泣)…あ、いえ、ファンになったの2年前からです」
先生「…??」
という何ともお恥ずかしい限りの会話しかできませんでしたが、折角なのでこれだけでもわたしの記念の思い出にしておきます。

握手していただいた手も暖かくって細くって。ふんわりとした雰囲気を持つ、笑顔の優しい素敵な方でした。
末次先生にいただいたサイン。見ているだけで胸がぽうっと温かくなるような幸せな気持ちになります。
ちはやふるに出会えてよかった。ちはやふるを描いている人が末次先生で本当によかった。
10年たっても20年たっても、いつかおばあちゃんになっても、これらはきっとわたしを励ましてくれる大切な宝物になると思います。
原画展もサイン会もどちらも嬉しかったです。今回貴重な体験をさせていただきまして本当にありがとうございました!